PodTVの今後を決める 34の重要要素

http://producing-web.com/2008/05/planning_web_service_with_34_points/
「Web企画を立てる際にリストアップする34の要素」というのがあったので、さっそくそれを自分の場合にあてはめてみました。

□ コンセプト

誰もが簡単に使え、収益を上げる事が可能な映像配信・視聴・制作プラットフォームを作る。

□ サービス名

PodTV(Platform Of Digital TVか People Of Digital TVか Power Of Digital TV)

□ 概要

RealVideo誕生からブロードバンドを経て YouTube、そして携帯電話で動画が視聴できる時代になった今でも、インターネットを利用した動画サービスは、作り手も儲からない、サービス提供者も儲からないという問題点があった(視聴者は、無料でいろろろ楽しめるメリットを享受できた)。
しかし、それでは長期的な Win-Win-Win関係を築くのは難しい。そこで、製作者 - サービス提供者(PodTV) - 視聴者がそれぞれメリットを享受できるようなプラットフォームおよびエコシステムを作る。

□ ターゲット

10代〜30代ぐらいの男性・女性。クリエイター限定というわけではなく、Blogやメルマガを書いている人が手軽に映像を配信できるようなサービスにする。

□ 特徴

1つのチャンネルを複数人で運営する機能をつける(コラボチャンネル)。
動画に対する広告を自動で募る機能(広告オークション)。
また、視聴者が製作者を応援できるような機能をつける(中身は決まっていないが、これが最大の特徴になるはず)。

□ 機能

映像製作者
 映像登録・配信
 映像制作にあたり必要な素材共有・編集などの機能
 視聴者に感想を聞くアンケート機能

視聴者
 自分の視聴遍歴管理
 製作者とのコミュニケーション機能、応援機能
 ポイント管理

広告主
 好きな番組に自分で広告を出稿できる
 広告効果測定
 プレゼント提供機能

□ キーワード

Podcast,iPod,Youtube,ビデオ,ショートフィルム,HDV,xacti

□ 利用メリット

映像製作者
 PodTVを使うと、他のサービスを使うよりも視聴者が増え、広告がつきやすくなり、課金もできる。
 また、視聴者といろいろコミュニケーションする機能があり、映像製作が楽しくなる

視聴者
 ユニークな製作者が集まるので、面白い番組に出会える。
 映像製作者といろいろコミュニケーションができる。応援できる。

広告主
 どの番組に広告を出すか、自分で決められ、オークション方式なので価格も公平。

□ 予算

当面現状+若干のサーバ追加程度

□ 収益予測

当面は期待しない

□ 開発体制

オレオレ開発(笑)+翻訳担当(T氏)+有志スタッフ

□ 運用体制

オレオレ運用

□ 主なコンテンツ

いわゆる CGM動画 + オフィシャルコンテンツ(映画予告編や PJ PodTVなど)

□ リリース時のコンテンツ

過去配信分が2500本以上

□ 運用時のコンテンツ

まずは、誰でも PodCast配信するところまで機能を実装してリリース。
追って、携帯対応や SNS的機能、課金機能など追加していく。
機能追加により、使いかってを向上させ、ユーザーを増やしていく。

□ パブリッシング

プレスリリースとメルマガで。

□ タイムライン

2008年5月中に初期リリース(間に合うか?)。夏を目処に動画変換処理を組み込む。秋を目処に携帯対応。

□ セキュリティ

個人情報を取得するので、その辺はしっかり。

□ 法律

違法コンテンツはすみやかに削除する。また違法コンテンツが UPされないように、映像配信する際は、携帯メールアドレスを入力してもらうなどの対策を取る。

□ 対応言語

日本語、英語、中国語

□ 開発言語

php + symfony + YUI?

□ ハードウェア

Webサーバ + 映像サーバ

□ ネットワーク

未定

SEO/SEM

オレオレSEO

□ 集客

基本はプレスリリースで。あと、他のサイトとコラボキャンペーンをする。
また、投稿動画のダイジェストを作り、YouTubeなどに UPする?

□ オフラインの捉え方

ユーザーミーティングをしたい。

□ ターゲット環境(モバイル/PC等)

当初PCのみ、秋には携帯も。

□ デザイン

とにかくさっぱりとシンプルに。必要以上にお洒落にしない。
あと、マスコットキャラクターを考えたい。

□ 競合

アメブロやmagmag。
ニコニコや Youtubeとは競合しない領域を考える。

マーケティングデータ

あてにならないので必要なし。

□ 権限

adminと guestと 一般ユーザーと 有料ユーザー。

□ ビジネスフロー

会員が10万人になるまで考えない。

□ プロジェクトの進め方

T氏と週1回meetsしながら進める。

□ 備考

一番重要なのはサービスの継続性。そして、継続した上で周囲が進歩する以上の速度で発展させていく事



なんというか、思っている事と現状の実装がだいぶギャップがあるので、まずはそれを埋める事かなと。
1つ1つは小さな事でも、積み上げていくと良いサービスになったりします。

小見出し記法を覚えたので使ってみました